五体満足の生活
五体満足と聞いて、だいぶ前に乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんが出版され、話題になった「五体不満足」を思い出された方が多いのではないでしょうか。
改めて、この動画(末尾に掲載)をみて思い返したことがあります。人間にはほとんど不可能なことはないんだと。しかし、時間はかかるけど、努力を続けることで可能になるんだなと。もっと、もっと何事にも努力をしないといけないんだと痛切に感じた。
わたしは生まれながらにして五体満足で生活しているが、あまり裕福とは言えない家庭環境で育ったが、決して不自由な幼少期を送っていたわけでもないのに、色々と自分の境遇などと比べていたのを今でも鮮明に覚えている。
例えば、こんなことが日常茶飯事であった。あの子はあんなカッコイイ自転車に乗ってる。あんなゲームを買ってもらっている。あんな大きな家に住んでいる。拾い上げるとキリがない。
人は比べたがり、人より少しでも優位な立場に立ちたい、また、見栄を張りたい生き物である。
大人になって、社会人になっても同じことが言える。あの人より出世したい。もっと仕事ができるようになりたい。もっと可愛い子と結婚がしたい。もっといい暮らしがしたい。もっと人気者になりたい。などなどである。
この動画を見て、自分自身の低次元で愚かな考えのもと生活していることを気づかされ、自分の欠点でもある、ちょっとしたことで「イラっ」としたり、努力もせずにすぐに諦めてしまう性格や我慢できない性格も改めないといけないと感じた。
これまで出来ない、出来ないと簡単に諦めていたこと、我慢せずについ手を出してしまうこと、「イラッ」としてしまうことなど、もう一度、原点回帰に立ち戻り、五体満足で親から授かったこの身体を有効に活用していかなければならない。
また、パラリンピック創始者であるルートヴィヒ・グッドマン博士はこんな言葉を残している。
「失われたものを数えるな。残されたものを最大限生かせ。」
まさしくその通りである。ないものねだりの多い人間であるがゆえ、今あるものを最大限に使っていかねばならない。
人間は良識な考え方ができる素晴らしい生き物であり、よい面をさらに延ばし、ネガティブな発想である他人と比べたり、見栄を張ったり、自分だけよければという考え方を捨てて、正当な考え方をしっかりと持って物事をみつめて、これからのあらゆる面でもっともっと有意義な生活を送らなければいけない。
わたしの好きな言葉にこんな言葉がある。
限りある時間を有効に使い、日々努力を続けていくことでよい人生が訪れることでしょう。
この動画を一度はご覧になったことがあると思いますが、手足のない女性が母との二人三脚で努力された結果、笑顔で生活されている今の彼女があるように思います。この動画をみて、皆さんどう感じますか? 以下をタップしてご覧ください。
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