気になること/注意すべきこと

買い物などでは、行動経済学に基づくマーケティング戦略によって、我々一般社会人はうまくあやつられています。


感情的な行動や非合理的な行動や考え方をすれば、するほど、財布からお金がドンドン出て行くことになるので、合理的に考えて冷静に買い物するようにしましょう!

例えば、次のようなケースです。

ケース①

3,000円以上買うと送料無料と言われると。。

2,500円に500円プラスして買うつもりのなかったものを買ってしまうケース

ケース②

定価10,000円のところ、本日限り30%OFFといわれ、7,000円なら、あら安いと買ってしまうケース

ケース③

著者累計120万部といったことが帯に書かれている本をみて

何か面白そうと思って、他の本より魅力的に見えて買ってしまうケース


これらの行動は全て行動経済学を駆使したマーケティング戦略でうまく、お店(会社や企業)にコントロールされています。


サンク効果、アンカリング効果、バンドワゴン効果といわれるものです。


いずれの面も感情面を無視して、合理的に考えれば、無駄な行動をとらなくて済みます。

要するに冷静に考えて、行動することで、無駄なお金を失わなくて済むということです。


皆さんも是非、常に冷静な行動をとるよう注視して買い物しましょう!




次の3つのキーワードに注意しましょう!

我々人間は ①安心 ②見栄 ③最新の キーワードに弱い

このキーワードに惑わされているうちはお金が貯まらない!


金食い虫の割高キーワード3選をご紹介します!

・お金が貯まらない金食い虫の割高キーワードを意識するだけで家計がだいぶ楽になります。


①安心

人間は安心したがる生き物で安心をテーマにした商品はよく売れる。

安心はマーケティングでは重要なキーワードになっている。

例えば、生命保険(がん保険、学資保険など)やセキュリティ対策、不動産のサブリース契約などで、安心は高くつくということを覚えておいて損はない。


②見栄  

日本は世界と比べると恵まれている国で、水も水道をひねればすぐ出ますが、世界的にみたらすごく豊かな生活をしているように見えるが実は幸福度はそんなに高くない。日本人は周囲との比較に大きく影響される生き物であり、


・人よりいい暮らしがしたい

・いい物を持って自慢したい

・人から羨ましがられる人生にしたい


これが人間の本能である。

見栄は大敵でひとたび見栄を張るとお金は飛んで行く。経済とは見栄を刺激して見栄を張らせることで回っているとも言えます。


③最新

新しいものは高くつく。1年も立てばかなり安くなる。ちょっと型落ちしたものはコスパが良い。

ただし、こんな思考は避けよう

・考え方が保守的になる、行動力が落ちる、好奇心が弱くなる。


考え方は革新的に!行動は迅速に!自分の基準をしっかり持とう!作業効率UPや自分の時間単価UPにつながるもの、すなわち自分にとって価値のあるものにお金を使おう。価格ではなく、価値で判断して買う。マーケティングの極意である広告会社、不動産、自動車メーカーなどはお客様が選んで買ったと勘違いさせることにある。我々はたくみに誘導されている。たくみに誘導されているのがバレてないだけである。

マーケティングの戦略にはまらない。知らず知らずのうちに買わされている。大企業の販売戦略は凄くこう言えば、こう返そうとお金とか時間をかけて買わされるノウハウが凄い。人はこう言えば動くみたいに販売戦略に翻弄されている。


▪️安心、見栄、最新はいとも簡単に人間を刺激して購買意欲を高める恐ろしいキーワードなので、注意が必要である。

詳しくは、以下のYouTubeをご覧ください。

リベラルアーツ大学 両学長「金食い虫の割高キーワード3選」